このたびテレビ東京「カンブリア宮殿」にて、箔一のものづくりが特集されました。
番組内では、金沢箔の歩みや、“仏具の素材”から“日常に寄り添う工芸”へ価値を広げていった創業者の挑戦、
そして 工芸・化粧品・食品・建築装飾・観光へと展開してきた取り組みをご紹介いただきました。

金沢の小さな工房から始まった箔一が、どのようにして金箔の魅力を日常へ届けるブランドへ成長していったのか──

今回の放送の中で、「金箔打紙製法あぶらとり紙」 の開発ストーリーについても取り上げていただきました。

箔一の“転機”となったあぶらとり紙

本来は“捨てられていた紙”が、美のアイテムに

あぶらとり紙のルーツは、金箔づくりの工程で使われる「箔打ち紙」。
本来は役目を終えると捨てられてしまう紙でしたが、使い終えた紙は 驚くほど皮脂が取れると職人間で知られ、金箔屋が副業的に販売していた時代がありました。

女性の視点が生んだ画期的なアイデア

その“副産物”に着目したのが、箔一の創業者・浅野邦子。
「もっと肌に良いものにしたい」という想いから、箔打ち紙の再利用ではなく、 最初からあぶらとり紙のために紙を打つという逆転の発想で改良に挑み、 1976年、日本で初めて「金箔打紙製法あぶらとり紙」を発売しました。

大ヒット商品となり、箔一の未来を切り開いた

完成したあぶらとり紙を持って百貨店へ売り込み、人気が爆発。
瞬く間に全国へ広まり、箔一が工芸から化粧品へと領域を広げる大きなきっかけとなりました。
今では国内外で愛されるロングセラー商品です。

紹介された商品：新美人画 5冊セット

あぶらとり紙ブームの先駆けとなった「美人シリーズ」。
パッケージの着物には、加賀友禅の五彩（臙脂・藍・黄土・草・古代紫）を採用しています。
金沢ならではのお土産としてはもちろん、毎日の皮脂対策・メイク直しにも人気のアイテムです。

商品の詳細はこちらからご覧いただけます。

あぶらとり紙専門店 うつくしや

ひがし茶屋街に佇む、築100年を超える町家を改装した あぶらとり紙専門店「うつくしや」。
「金箔から生まれたこの製品の価値を、もっと多くの女性に届けたい」という想いから誕生しました。

店内では、金箔打紙製法によるあぶらとり紙の魅力を実際に体感できます。
日本全国で普及する中でも“最高級品質のあぶらとり紙”として高い評価をいただいています。

店舗詳細はこちら。

金箔の可能性を美の分野へ ─
箔一の金箔化粧品「KINKA」

美しさと効果を追求した自然派スキンケア

KINKAは整肌成分としての「金」を贅沢に配合した基礎化粧品シリーズ。
肌のうるおい・弾力を引き出すスキンケアとして、長年多くのお客様にご愛用いただいています。

KINKAシリーズの商品一覧はこちらからご覧いただけます。

金箔化粧品専門店 KINKA

ひがし茶屋街のKINKAショップでは、専門スタッフが肌悩みに合わせてご提案。
落ち着きある吹き抜け空間で、商品をゆったり体験いただけます。
金箔の魅力を、見て楽しむだけでなく「肌で感じていただける」場所です。

店舗詳細はこちら